『不思議の国の少年アリス』

 このブログにも何度か登場しているアドレセンス症候群な某先輩(adolescence=英語で思春期という意味らしいですが)からのお薦めで、こんな漫画を読んでみました。
 この作品の凄いところは、最初は主人公の男の子アリスが女装しているのに、だんだん違和感なくなってるな…と思ったら、いつの間にか女体化しているという点www個人的には、女装というものは男の子っぽさを程良く残しているくらいが萌えるのですが、その点では前半のアリスには萌えましたね。正直、最後まで男の子の体のままのほうが良かったような気もしますが…。女体化の件も含めて、展開もかなりカオスです。白ウサギについていって不思議の国に迷い込んだと思ったら、ちょっとおバカなハートの王子に婚約者と勘違いされ惚れられてしまったり、コワモテな狼さんとお茶を飲んだり、人魚が男女で出てきて襲い掛かってきたり、やっぱり不思議の国っぽいです。スペードの王子様との三角関係も見もの。これから先どうなる!?と思ったところで終わってしまっているのが、非常に惜しいですが、途中の全く先が見えない展開は十分楽しめましたw アリスに夢中すぎるハートの王子や狼さんもキャラ面白いですw 

不思議の国の少年アリス (1) (ウィングス文庫)

不思議の国の少年アリス (1) (ウィングス文庫)

不思議の国の少年アリス (2) (ウィングス・コミックス文庫)

不思議の国の少年アリス (2) (ウィングス・コミックス文庫)