宵越し編2巻

コミック・宵越し編を読みました。
まず、1ページ目からいきなり、乙部君のさわやかすぎる笑顔!カラーで鮮やかに描かれていて、見ている側さえ笑顔になりそうでした(電車の中で読んだわけですが、一人にやつきそうになり困った)。作者のみもり氏の絵柄は、暖かみと渋みを表現するのに長けていると思います。さて、お話の感想ですが、「宵越し」という副題通り一夜限りの物語なのですが、登場人物たちの様々な、壮絶な人生が綴られている点ではかなりの厚みがありましたね。みもり氏独特の絵柄が、迫力をさらに増しています。人間の欲望、畏怖、殺意といった、ドロドロした感情が、よく伝わってきました。
今回のお話は、ちょうど十和田さんがレナっぼい境遇ですね。いやしかし、疲弊して殺っちゃうのは悟史きゅんと同じですか。まぁともかく乙部君も十和田さんも事態をかき乱してくれたわけですが、その辺がまさにひぐらしっぽいです。
あと、このお話では雛見沢大災害が起きていたようで、魅音は実は霊魂での登場でした。これはこれで感動したのですが、羽入やら何やら、目に見えない者達の存在が鍵となるのが「ひぐらし」というお話です。本編で推理をしていた人たちの間でも、この辺は賛否両論なようで。一時期、私も本編を必死に推理していたわけですが、霊の存在を認めるのは…。ただ途中、推理を放棄したらどーでもよくなったwwwなお、このコミックでの私の「推理」であった「乙部たち一行は集団自殺者」説は見事に当たったようで。やっぱり当たったらそれはそれで嬉しいですね!わぁい☆乙部君待っててね今そちらに向かうから〜きゅんきゅん☆

[rakuten:book:12099429:detail]